2013年6月20日木曜日

#146 梅雨の晴れ間

梅雨に入ったにも関わらず、さわやかに晴れている。着替えて出かけようとするも、なにやら服が臭い。部屋干し特有の嫌なにおいが...慌てて脱いで別の服に着替える。

1日隙を見せていると、書類が机上にたまっている。とある会議資料に、災害廃棄物の二次選別場のパンフレットが挟まっていた。

当管内の気仙沼市、南三陸町ともに、二次選別の大部分を県が実施している。仮設焼却炉の設けられている主要施設は、気仙沼市では階上と小泉に、南三陸町では戸倉にある。サーマル、マテリアルリサイクルが徹底しており、ともに再資源化率は90%を超えている。
木質系廃棄物に注目すると、気仙沼ではチップ化したものを燃料や木質系ボードの材料として利用、南三陸では施設内に設置した木質バイオマス発電施設で利用されている。
大船渡市役所派遣時に関わっていた業務でもあるので、とても興味深いものがある。特にバイオマス発電は気になるので、近いうちに事務所の木質バイオマス担当とともに探りを入れてみたい。

大島への調査部隊をターミナルに送り届けて事務所に戻ると、来客があった。南三陸町が発注した、漁村集落再建計画を作っている事業者のスタッフだった。
担当する防潮堤整備の進捗などについて聞き取りが行われる。また、事業者からは集落でのヒアリング結果や市民のニーズなどについて情報がもたらされた。
非ライブカメラ
昼休み、スマホでFBのタイムラインを眺めていると、陸前高田で予定されていた足湯ボランティアの参加予定者にキャンセルが出たので、急きょ3名募集という投稿があった。知人が積極的にかかわっているので、とりあえず参加エントリーしておくことに。

午後、冷房の試運転が行われる。いつもより気温は高めだが、それでも窓を開けていた方が涼しいような...
そして、S技査から引き受けた現場の資料チェックを行う。少し疑問となる箇所があり、共通仕様書を紐解くと「コンクリート標準示方書による...」と書かれている。職場にはおいてないので、水産漁港部で借りてくる。そういえば、熊野にいたときは職場に常備されていたなぁ…

班長から、今後の事業の進め方について意見を求められる。結果としては同じになるのだが、財政負担や施工手間、資料作成の負担などを総合的に判断しなければならない。状況が良くわからない部分もあって、的確な回答が出来たのかどうか...

そして、南三陸町役場から住民説明会の日程が決まったとの連絡があった。午前中の打合せで知らされた内容も含めて、いろいろ推論してみる。担当業務が加速するのか減速するのか、出来る限りの準備をして臨もう。

業務終了後、気仙沼の母から連絡がある。ある支援のマッチングをお願いしていたが、残念ながら今回は機会に恵まれなかった。もちろん、一度ダメになってもまたどこかにチャンスはあるはず。地道にニーズの掘り起しを行ってみよう。

そして、明日の視察用の手土産を調達に街へ繰り出す。コヤマ、うつみと梯子し、気仙沼銘菓を調達する。地元生まれのS主事に聞いたところ、「銘菓?えっ?」となったが、いろいろ面白いものが売られている。

晩御飯はまるきへ。限定メニューの黒担担麺を食べる。黒いのはゴマで、適度にスパイシー、適度にマイルド。
おばさんは来店と同時に、「昨日三重からのお客さんが来たよ!」と教えてくれた。漁船の乗組員さんだったそう。おばさんはたくさんお話をしてくれるが、今日は息子さんが「しゃべりすぎ!」オーラを漂わせていたので、食に集中することにする。
黒中華そばもおすすめ
帰宅後、しばらく窓を開けっぱなしにしておいたが、急にひんやりとした風が吹き込んできた。もしかしたらクーラーのいらない生活が送れるのかな...