午前中、確認依頼のあった唐桑町へ、水産漁業部のT技師とH技査、T氏と向かう。唐桑半島は尾根沿いの道を走るため、海岸や浸水地域をあまり見かけることはない。県道をそれ、下った先に漁港がある。
地元の方と打合せとなる。まだ東北の言葉を話すことは出来ないが、漁師さん言葉も、聞き取りはかなり出来るようになっている。某著名若手プロゴルファーも愛用しているという「スピードラーニン○」に近い効果が出ているのだろうか...
近隣を案内してもらっていると、津波で転がってしまったという岩を見せてもらう。もともとは祠が設けられており、アプローチする階段があったそうだ...
しかし、外で話をしていると、全身が冷え切る。日が出ているにも関わらず、風は非常に冷たい。
架け橋と切り離されてしまっている |
午後、もろもろ資料作成に励む。ある資料作成に欠かせないシステムについて、まだ辛い状況かどうか県庁の担当氏に確認するも、状況に変化はなかったが、手順について前向きな提案をもらったので、業務負荷は低下しそうだ。
業務終了後、本来であれば気仙沼まで直接来る予定だったH先輩を迎えに、一ノ関駅まで出向く。H先輩の乗る高速バスが途中渋滞に巻き込まれ乗継に失敗、急きょ新幹線にスイッチとのこと。
かろうじて、新幹線到着前に滑り込むことに成功する。東口の改札で待っていると、何事もなかったように反対方向へ向かうH先輩...すぐに気付いて戻ってきた。
気仙沼へ向かう車内、熊野で席を並べていた時のこと、熊野を離れてからの出来事、新しい職場の環境などなど、諸々話が尽きない。
ベースキャンプへ戻り、T氏も誘って行きつけの「より道」へ。三重、兵庫、それぞれの事情について意見交換を行う。H先輩が、「三重からこんな濃いヤツを送り込んでしまってすいません(笑)」とT氏に向かって話す。いや、あなたにだけは言われたくない(笑)
閉店時間となったので河岸を代え、バー「2nd」で少し談笑。知らないうちに日が変わっていた...