週末は暖かいという天気予報を裏切るように、外は小雪がハラハラと舞っている。昨晩、何も準備をしていなかったので、急ぎ支度をする。
9時半に鹿児島のk氏が迎えに来る予定だったので、かなり慌てていたが、案の定遅刻すると連絡が入る。人のことは言えないが...
k氏と合流し、大型ショッピングセンターで買い出しをする。酔い止めの調達を悩んだが、やっぱり買っていくことにする。防寒フル装備で来てしまったので、やや汗ばむ。
エースポートに到着すると、既に兵庫のK氏のクルマが止まっていたが、姿は見えず。仲良くなった駐車場係のおんつぁんと立ち話をする。「この前、同じ車見かけたけど、通り過ぎてったべ?」と。うーん、どうもその時間は自分ではなさそう。最近、1号機と同じ色のクルマを見かけるし...
おんつぁんが、見慣れないボートが入港してきたから、あれがそうじゃないかと教えてもらう。
遠くを眺めると、確かに大島のしんちゃんことO氏。大きく手を振って合図をし、合流する。
|
K氏はカバンがないので、紙袋でエントリー(笑) |
O氏宅の所有するボートに荷物を積み込んで、いざ出航となる。ローアングルから眺める景色はとても新鮮である。気温が比較的高めで、ボートのキャノピーが風防となり、さほど寒さを感じなかった。
|
撮影に夢中のK氏 |
|
とも付けを海から |
|
穏やかな湾内を進む |
|
さすが海の男、しんちゃん |
|
すれ違う漁船にはカモメがたかっている |
|
岩井崎 |
そして、湾外に出る。
しかし、外海は湾内とは全くことなる様相を見せていた。比較的穏やかと思われていたので、ボートは前後左右に激しく揺れる。横からの入り込む波しぶきで、服はすっかり濡れてしまった。南へと向かうことは断念し、大島一周へと舵を切る。
|
唐桑半島と大島の間はとても穏やか |
途中、海中にそびえたつ灯台に係留を試みたが、水深が浅すぎて断念。
|
大島瀬戸を抜ける |
浦の浜へと戻り、龍舞崎に近いO氏おすすめスポットで昼食とする。カップラーメンを買い込んでいたが、O氏がラーメンを用意してくれていた。本当にありがたい...
|
ラーメン製作開始 |
お湯が沸くまでかなり時間がかかるので、その間に持ち込んだドローンで遊ぶ。
|
K氏操作中 |
|
とりあえず上から目線 |
|
操作権を与えたくないk氏、そしてK氏 |
ラーメンが出来上がったので、皆で少し遅めの昼食。海上の荒れっぷりが嘘のような穏やかな天候の中でのアウトドアクッキングは美味しい。
食後、少し辺りを散策する。すると、なんとサクラが咲いていた!
後片付けをしてから、O氏の案内で島を巡る。久々に大島の北側へ。車内では、K氏が「僕が大島の魅力を550万の兵庫県民に伝えますよ(笑)」とか、k氏が「○○の店に飾ってあった写真よりも、自分が撮った方が上手だ(笑)」とか、つまらない話で盛り上がる。
|
外浜 |
|
本気モードのk氏 |
少し外れに歩いて行ったO氏が、打ち上げられた貝殻とプラスチックの何かを拾ってきていた。カキ養殖で使用されるものとのこと。普段は見かけることがない、海ならではのアイテムだった。
引き続き、周辺を散策する。
|
海上加工場 |
そして、夜景の撮影をしたいというk氏、K氏を亀山山頂に放置。
遅れてやってくるW技師を迎えに行くために下山する。
|
前から見たかった水上不二の碑 |
|
夕焼け |
浦の浜でW技師をピックアップし、O氏宅の軽バスに給油。リッター150円の大島価格には正直驚く。
そして再び亀山へ。山頂は少し寒かったものの、撮影に夢中になってしまった。
そして、長崎にある幸坂荘へ。
以前に大島の民宿に泊まった時もそうだったが、とにかくメガボリュームである。k氏がずっと撮影しているので、しばらくお預けになる。
|
船盛り |
|
カニ |
|
後からやってきた生ガキ |
メガボリュームの前に、皆無口だった。気仙沼に来てから魚介類ばかり食べているからか、食べ過ぎて嫌いにならないか不安になる。
食事を終え、O氏を見送ってから入浴、就寝となる。川の字に引かれた布団に、懐かしさを覚えつつ、合宿ムードを存分に楽しんだ。