エースポートでしんちゃんこと大島のO氏と合流し、市内を巡る。南町紫市場も気仙沼横丁も今日は初売りのはずなのだが、まだ人気もなく静かだった。
ドローンを飛ばすために、岩井崎へと向かう。しかし、生憎の強風につき断念。寒風が吹きすさぶ悪コンディションの中、少し散策する。
秀ノ山関 |
潮吹かず… |
磯も凍っていた… |
龍の松などなど |
何かが激突した痕跡のある石碑 |
346号線から県道に入る。三桁国道よりも県道の方が除雪が行き届いているのが切ない。
辺りが次第に雪深くなったところで、ダムに到着する。駐車場は完全に埋もれており、1号機が除雪機になってしまいそうだった。
雪の積もった堰堤を歩く。このシチュエーションを想定していなかったので、短い靴を履いてきてしまった。完全なミス...
広場を少し除雪し、ドローンを飛ばしてみる。
うーん、上空から俯瞰した状況をイメージできないので、まだ自分が何を取りたいのかがわかっていない。
小腹も空いたので、千厩から川崎に抜け、一人では入りづらかった「丑舎格之進」へ。
ハンバーグ激ウマ |
最初に立ち寄ったスポーツ用品店は、品揃えが期待に添わなかった。もうAmazonにしようかと思った矢先、O氏が別の店を見つけてくれた。
一関インター近くにある店は、を比較的コンパクトながら充実の品揃え。O氏が偶然見つけた「内側傷入り」という、半額のゴーグルを見つけてくれた。メガネ用、二重シールドと必要スペックを充足しており、なおかつ価格も期待値に収まっていた、迷わず購入。
市内はかなりの渋滞。そして、たまに立ち寄るガソリンスタンドで給油。
20l以上給油するとティッシュペーパープレゼントを行っていたが、溢れんばかりに入れたのにも関わらず、19.75lしか入らなかった。ダメもとで店員さんに確認すると、ティッシュペーパーがいただけた。感謝...
そして、前から気になっていたたまご湯という温泉へ。
昇れるのか不安になる坂道を登って現着。簡素な建物が雪の東北にぴったりはまっていた。
地元の方が交代で務めている受付で入湯料を支払い、広間に通される。ばんつぁんが「お茶っこさ飲むべ」と、お茶の準備をしてくれる。もはや一流旅館に匹敵するサービスだった。
かなり小さな浴場は、洗い場が2つしかないので、3人も入ればいっぱいになってしまう。ちょうど先客が上がられたばかりだったので、無事に入ることができた。
再び広間に戻り、テレビを見ながらくつろぐ。見知らぬ客と正月のバラエティ番組を見ながら、皆で爆笑する。温泉場に来ているというよりも、自宅か誰かのうちにはめてもらっている錯覚に陥る。そして、先ほどのばんつぁんが、剥いたリンゴをくださる。
今、自分は東北で最高の温泉に来ていると心底思う。もはやレジャー施設や湯治場といった言葉では表しきれない。ここは「家」である。
そんな心地よさの中、結局1時間ほどダラダラしてしまった。暗く、そして凍てついた道を気仙沼へと戻る。
夕食を摂ろうと、エスポワールへ。いつもの店も、今日はなんとなく違う雰囲気だった。
船の時間まですこしあったので、ベースキャンプでねまってからエースポートへO氏を送り届ける。
またしても1号機は泥塗れになっていたので、洗車場へ。ここ数日、いったい何回クルマを洗っているのだろうか...