昨晩雨が降ったようだが、既に上がっており、駐車場も乾いていた。
O氏が朝食を作ってくれている最中、なんと雨が...人は大丈夫だったが、テントも何もかも濡れてしまった。これもまた経験か...
食事を終え、皿洗いをする。と、O氏が「皿洗えるんですね!」とちょっと驚きの声を上げる。えぇ、まぁ、皿は毎日洗ってるんで...
濡れてしまったテントを何とか撤収し、むつ湾フェリーに乗船すべく、蟹田へ向かう。
超有名な階段国道 |
17年前と同様、写真だけ |
17年前、東北の海岸線をずっと旅していた時は、冬期運休になっていて乗れなかった。そして今回も。このフェリーには縁がないのかもしれない。そして、恐山に行くというプランも、ここで瓦解する。
しばらく悩んだ結果、十三湖へ向かうことに。津軽半島を西に横断している最中、突然の豪雨に見舞われる。ダメだ、運気が低下している...一旦、納屋の軒先で雨宿りする。
雨雲も去り、再び西進する。交差点で止まったところ、O氏の雨除けシートが行方不明になっていた。引き返すO氏といったん別れ、先に十三湖高原の道の駅へ。
このころにはすっかり晴れており、濡れてしまった荷物を乾かしていると、ほどなくO氏が到着。カバーは見つからなかったとのことだった。ふと、O氏のバイクの後輪を見ると、なにかビニール的なものが絡まっていた。間違いなくカバーそのものだった。転倒や走行不能などの最悪の自体にならず、本当によかった...
ちょっと落ち着こうと、若干早かったが昼食にする。
十三湖名物のしじみ入り汁焼きそば |
O氏のリクエストで、木橋が特徴の中の島へ向かう。
木 |
岩木山を望む |
中の島には飛砂防備保安林 |
引き続き、海岸にある「津波の碑」を見る。日本海中部地震でこの地方も被害を受け、その記念碑なのだが、周囲には痕跡を感じることはなく、釣りに興じる客でにぎわっていた。
引き続き、十三湖沿いの道を南下する。十三の集落は、当時の街区を忠実に残しているらしく、その当時に思いを馳せる。
湖畔の走りやすい道を通り、津軽半島を南北に貫くメロンロードへ。一直線の道、遠くに眺める岩木山、そしてベンセ湿原。その光景は道東に酷似していた。
途中、給油することに。1件のスタンドがあったが、間違いなく定休日と思っていたら、偶然にも開いていた。その後、岩木山麓を抜ける。
リンゴ畑と岩木山 |
色づくリンゴ |
秀吉を名乗る某氏の居宅かと思った... |
大賑わい |
仮設商店街もあり |
このアングルでは... |
そして、塔の上から田んぼアートを眺めることに。
第2会場はサザエさんをフィーチャー |
弘南鉄道の駅 |
夕餉の食材調達が危険な状況になってきたので、一旦止まることに。幸いにもスマホの通信が可能だったので、自分は食材調達ポイントを探索、O氏はキャンプ場にアクセスする。幸いにも、両方とも確保できた。
黄昏の十和田湖 |
ベストポジションを見つけ、テントを設営してから買い出しに。湖畔で唯一営業していた商店で、またO氏にすべてをゆだねてしまう。
ハッシュドビーフ風スープ! |