2014年9月9日火曜日

#592 復元・復旧・復興

秋らしさをキープする、すっきりした天気が続く。湿気もほとんどなく、さっぱり爽やかである。いつものようにじゅんびして、いつものように出勤する。

Hという施工予定箇所において、電柱の移設を行う必要があることを思い出す。手続きを進めようと、東北電力の営業所の電話番号を探すが、ホームページに掲載されていない...コールセンターに問い合わせると、然るべき部署に取り次いでくれた。担当氏いわく、過去にも他部署で申請をもらっているので、そちらを参考にと。レアケースを扱ったことがないので、NNに連絡すると土木に連絡をとのこと。
土木のN技査の元を訪ねると、すぐに資料を用意してくれた。N技査も9月で終わると思うと、また後任者と関係を再構築しなければならないのが辛い。それを慮ってくれたのか、北海道名物を一つ分けてくれた。
北海道といえばこれ。1月以来
秋晴れの非ライブカメラA
被災前の現場写真が必要となり、Googleの未来のキオクから探してみることに。ストリートビューでは、国道沿いに立地しているHという施工予定箇所を見ることが出来た。先日の映画ではないが、かなり切なくなる。そして、いくつか被災前の貴重な写真を見る。

今手掛けている工事は、復旧と名がついていても、完全に以前と一致する状態に戻すわけではなく、たとえばより強化した嵩上げであったり、L1対応防潮堤の整備であったりする。
過去の写真と同じ光景を取り戻すことは現実的ではない。しかし、震災で構造物が失われたと言っても、そこに根付いている文化や風土が失われたわけではない。これから作られていく新しい何かによって、地域の有形無形の財産まで滅失させてしまうことのないようにしなければ...

業務終了後、N技師に薦めてもらった一凛の担々麺を食べる。
濃厚な辛さという、不思議な味
帰宅すると、宅急便の不在票が入っていた。アマゾンで注文したものが届いていた。
防災用品としても活躍する予定
箱の中に、客が見ることのない伝票が紛れ込んでいた。なるほど、ふにゃらららなんだということが少し理解できた。
今日はエクストラスーパームーン