2014年9月13日土曜日

#596 みちのく紀行 -1日目-

いつもよりかなり早めに起床する。しかし、部屋でかなり時間がかかってしまい、合わせてサービスの朝食などを食べてしまっていたら、予想出発時刻より15分遅くなってしまった。5号機で東北道を北へとひた走る。途中前沢SAで給油するが、スタンドが渋滞...そういえば3連休だった。
盛岡ICで降り、しんちゃんことO氏と待ち合わせ場所のディスカウントストアへ。結局30分ほど遅れてしまい、迷惑をかけてしまう...
同じバイクなのに、O氏は夜逃げするくらいのてんこ盛りの荷物を積んでいる。実は、あまりにも身軽すぎる自分の分も、キャンプ道具を持ってきてくれていた。本当にありがたい...店で必要なものを買い求め、いざ出発する。

何台かのバイクで出かけるのは、12年前に大学同期のTと職場同期のS君と3人で福井へ行って以来。少し緊張しながらも、O氏の先導で初秋の東北を行く。

八幡平市に入り、ここからアスピーテラインへと向かう。全周に絶景が広がり、走りながら顔がほころんでくる。13年前に行った以来、再訪したいと心から願っていた。その夢も先月2回打ち破られ、ようやくこうして身を結んだ。
かなり肌寒くなってきたので、途中の休憩ポイントで一服する。すると、近くに止まっていた路線バスの運転士さんに話しかけられる。日本一周を成し遂げたこともある生粋のバイク好きで、雑誌で気になっていたバイクでツーリングしている自分たちが珍しいようだった。

再びアスピーテラインを峠へと向かう。
しんちゃんお勧めの絶景
峠の茶店で昼ご飯にする。O氏は源太カレーを、自分はなめこうどんを食べる。寒い中でちょうどよかった。
食事を終え、展望台へ。
岩手側、絶景
秋田側も、絶景
記念撮影
13年前も同じ場所で撮影
実はかなり標高高め
岩手と秋田の県境
ここから秋田側へと下り、鹿角、碇ヶ関を通って弘前へ。黄金に色づいた稲穂がとても美しい。
給油を済ませ、道の駅へ。
今のところ、東も西も天候が悪く、丁度自分たちのルートだけ、雨が降っていない。しかし、雷鳴が...急ぎ北へと出発する。

岩木山を横目に観ながら、339号線へ。このあたりから「龍飛」までの距離表示が出てきた。
岩木山
五所川原を抜け、夕食の食材を調達しようと超地元スーパーへ立ち寄る。買い物はO氏にお任せしよう...
再び進路を北へ。
十三湖と岩木山
日本海の夕日
そしてサンセット
眺瞰台から北海道を望む
夕暮れの5号機
そして、竜飛崎のキャンプ場へ。さすがに最果ての地、ライダーは自分たち以外にはいなかった。ベストなテントサイトを見つけるべく、周囲をうろうろする。ウッドデッキのサイトは、ダンゴムシが超大量に発生しており、寒気が...なんとか場所を見つけ、恐る恐る、初めて開梱するテント。何とか設営が完了した。
料理を作ってくれるしんちゃん
肉とスープが最高!
晩酌していると、風が強くなり、そして寒い。程々にして就寝となる。しかしテントが強風でばたつく。なかなか寝付けなかった...