行きつけのコンビニでタバコを買い求めようと立ち寄る。いつもの店員さんが、こちらの気持ちを察するがごとく、タバコを用意して待っていてくれた。この連携感、最高である。
何とか時間までに職場に滑り込む。少し手を動かしてから、N技師に相談を持ち掛ける。来年度の派遣職員に何を伝えたらいいのか、議論する。N技師も、そのことを思っていたそうだ。このあたりの手際の良さが素晴らしい。
要領や技術基準など、宮城独自のものは確実に伝達する必要がある。自分がしてもらわずに苦々しい思いをしたことを、次の派遣職員には味わってもらいたくない。
いつの間にかT班長、H主任主査、K氏も加わりディスカッションとなる。年度内に終わらせなければならない業務についても併せて情報共有する。
引継ぎ、最近入荷したNASのセットアップを行う。なぜ自分がこの業務をやっているのか...少なくとも数量計算よりははるかに得意だし、まぁやむを得ずか...
非ライブカメラA |
その後、H主任主査と土砂供給に関して情報交換する。「市役所と打合せする?」と声がけがあったので、H主任主査、そしてK氏とともに市役所へ向かう。南三陸担当として、気仙沼市役所にメインで出かけることは今までなかった。
建設部計画・調整課は、もはや伝説ともいえる第二庁舎にあり、鼎が浦高校の先々代校舎がそのまま流用されている。ちなみに先代校舎は今の合庁の場所にあったが、もちろん校舎は残っていない。その伝説の建物に初めて足を踏み入れることに、胸が高鳴る。
当然木造 |
まさにschool! |
事業進行に当たって、様々な予期せぬ課題が噴出するが、復興庁はそれらに対し、非常に厳しく査定を行っていると聞かされる。市役所は、スピードとコストの狭間で、苦しい立ち回りを強いられている。
農林課に立ち寄ったが、鹿児島から派遣のk氏は体調不良により帰宅したとのことだった。
合庁への帰り際、前の合庁が建っていた商工岸壁を経由することに。プレキャストの防潮堤がその姿を現していた。まさに海を隔てる壁と言う表現がピッタリだった。このあたりは住家もなく、主に水産加工の工場や造船所が立地する予定である。防潮堤前には十分な広さの岸壁もあるので、これはこれでいいのだろう。
帰庁後、明日県庁に出向くN技査に託す書類をまとめたり、関係者にどうやってアプローチするかを相談したり、NASの設定を続けたり。いろいろ細々したことが連続する。
結局、残っていたのは自分とO技師。昨日と同じように送ってもらうが、今日はコンビニで降ろしてもらった。夕食を調達して、ベースキャンプへと戻った。