2014年6月1日日曜日

#492 top of Mt.Murone

朝6時より、気仙沼市民にとって非常に重要なイベントが催される。しかし、起きられるはずもなく、ブッチしてしまった。2年連続ブッチだが、寄る年波には勝てない...

結局、昼過ぎまで寝てしまった。今日も洗濯をして、ご飯を食べたらもう14時。もうこのまま外出を控えようとも思ったが、東北の夏は短い。やっぱり出かけることにする。3号機で、ツツジが見ごろらしい室根山へ。

途中、ところどころ牛の匂いのする、祖母宅に似た山村の風景を楽しみつつ、立派に整備された道で頂上を目指す。日中はシャトルバスのみアクセス可能だが、丁度一般交通が解放されたタイミングだったので、そのまま展望台のある場所へ向かうことに。

山頂周辺は公園のように整備が行き届いている。展望台には望遠鏡もセットされているが、今日はスルー。代わりではないが、売店でガンヅキを買い求める。
気仙沼方面。ややもやっている
ツツジに覆われた山頂への遊歩道を歩く。花のころあいは丁度良かったかもしれない。
そして、山頂。895mだがお手軽に登れる。下界とは違って、さわやかな風が吹き渡っていた。
山頂の石碑
周辺の地図
ツツジもきれい
飛行機雲
一人でカメラをぶら下げていると、写真撮影を頼まれたりする。他の人も頼まれていたが、東北弁にしては三陸と違う言葉の女性の団体がいた。あとで駐車場を見ると、青森の三八五バスが止まっていた。

じっとしていると寝てしまいそうなので、下山することに。山頂ほど近くにある室根神社に立ち寄る。熊野の玉置神社に似た雰囲気で、なにやらタイムスリップしてしまうのではないかと、少し怖くなってきた。
静かな参道
神社だけど、鐘楼
三十三観音
スギの巨木多数
「ベコ」が草を食む放牧場の雄大な景色を眺めつつ、室根山北側の旧大原町へ。北海道を思い出す雄大な風景が広がったり、穏やかなアップダウンの、いなべ市っぽい山村の景色が広がったり。たまにはリフレッシュに来よう。
再び旧室根村に入る。
東北は石碑が多い
夕ご飯を食べようと、気仙沼駅近くのお好み焼き屋さんに向かうが、「木曜定休」と札が掛っていて、休みだった。23時まで営業と書いてあって21時過ぎには電気の消えているガソリンスタンドなど、この街は謎が多い。

南町紫市場に向かおうと市役所前を通過すると、鹿児島から市役所に派遣されている、顔なじみのK氏を見かけたので、一緒に夕食へ出かける。どうやら、今日も出勤していたようだ。
スパイシーな麻婆飯を食べたからなのか、会話もかなりスパイシーになる。彼も2年目、自分も2年目、それぞれに思うことがあるようだ。次回は「YasseCafe」に出撃しようと約束する。

昼間の暑さが嘘のように、急速に気温が下がってきた。昼は半袖、夜はコタツ、これが初夏の三陸である。