昨晩の雨もすっかり上がり、晴れ間が少し見えている。盛岡駅は観光地らしい雰囲気を醸し出している。四日市や津とは大きく異なる。盛岡の街に滞在するのは、大船渡市役所派遣時以来。もちろん、震災の様相はどこにも見ることは出来なかった。
コインロッカーに荷物を押し込み、「でんでんむし」と呼ばれる市内周遊バスのフリーきっぷを買い求めて、右回りのバスに乗り込む。車内は結構な混雑だった。
コインロッカーに荷物を押し込み、「でんでんむし」と呼ばれる市内周遊バスのフリーきっぷを買い求めて、右回りのバスに乗り込む。車内は結構な混雑だった。
半分を過ぎたころ、盛岡バスセンターで下車する。
昔っかっらこのフォントなら萌える |
徒歩で西へと向かう。500mほど歩いただろうか、岩手護国神社前へ。
隣に、盛岡八幡宮がある。正月にはとても賑わいそうな神社だ。
一折参拝を終え、参道を歩く。三重なら両側にびっしりとお土産物屋さんが立ち並んでいそうだが、盛岡では静寂に包まれていた。
参道を抜けたころに、もりおか啄木・賢治青春館がある。第九十銀行本店として竣工した建物も、今は役割を終えて展示スペースになっている。
啄木と賢治という、岩手の二大著名人に係る展示を一通り見てから、再び街をそぞろ歩く。
桜山神社へ。この地方を語る際に欠かすことのできない、南部氏を祀った場所である。
H先輩のリクエストは完遂したので、ちょっと立ち寄ってみたかった盛岡城址へ。
ふたたび「でんでんむし」に乗って盛岡駅へ。
滞在可能時間がほとんどないので、急ぎ冷麺をかきこむ。
東北本線の北上行になんとか滑り込み、一路花巻へ向かう。
2度目の花巻駅。以前と変わらず、駅前はさっぱりとしている。県交通バスに乗り、宮沢賢治記念館へと向かう。
バスに揺られることおよそ30分。待ち構えていたのは鬼畜すぎる階段だった。
賢治の足跡をじっくり見ていると、あっという間に時が経ってしまった。再びバスに乗り、花巻駅へ。
駅前にはウロウロするところもないので、お二人が観光協会で尋ねてきてくれた。パンフレット表紙には、見覚えのある巨大ソフトクリームが。N先輩御用達のマルカンデパートへふたたびバスで向かう。凄まじい昭和臭、重要文化財への登録が急がれる。
店内の香りに思わず深呼吸しながら、7階の展望レストランへ。H先輩から、四日市近鉄百貨店のレストランの話を聞く。桑名を志向していた自分は、桑栄メイトの話で対抗する。
花巻駅へと戻り、お二人より一足先に帰路に着く。北上まで在来線で、北上から新幹線で一ノ関へ。このあたりは2駅乗っても自由席特急券が860円と破格。三陸とはいろいろ格差があると感じる。
一ノ関から大船渡線へ。2両編成のディーゼルカーには沢山の高校生が乗り込んでいた。
床下から、明らかにバランスの取れていない物体が高速で回転する音が聞こえる。せっかくの車両なのに、勿体ない...
途中降っていた雨も、気仙沼につくと上がっていた。置き去りにしていた3号機でベースキャンプへと戻る。
明治天皇の立像 |
美しい朱塗りの鳥居 |
茅の輪くぐりの時期 |
重厚 |
安倍総理も楽しまれためでたいおみくじ |
南部鉄器の風鈴 |
昭和的横丁 |
溶け込みすぎている |
第九十銀行と書かれている |
変遷に興味が行ってしまう自分が嫌だ... |
金庫室に興味が行ってしまう自分も嫌だ... |
第九十銀行の社章 |
旧いわぎん本店は絶賛改修中 |
がんぎんでなく、いわぎん |
一度見かけたような・・・ |
フラットな盛岡を流れる中津川 |
城址公園の一角 |
三閉伊を知ると、領民安堵の幟が... |
石垣が美しい |
忽然と現れる台座 |
戦時の金属供出で消失 |
滞在可能時間がほとんどないので、急ぎ冷麺をかきこむ。
東北本線の北上行になんとか滑り込み、一路花巻へ向かう。
2度目の花巻駅。以前と変わらず、駅前はさっぱりとしている。県交通バスに乗り、宮沢賢治記念館へと向かう。
バスに揺られることおよそ30分。待ち構えていたのは鬼畜すぎる階段だった。
バリアフリー、ではない |
350段... |
ようやく本館にたどり着く |
まさに、イーハトーブ |
太った人大歓迎らしい... |
岩手最高! |
イーハトーブに見えてしまった... |
味わい深い外観 |
展望レストランからの眺め |
給食感あふれるカレー |
名物ソフトクリーム |
屋外の喫煙コーナーにあったラジカセ。重文級 |
一ノ関から大船渡線へ。2両編成のディーゼルカーには沢山の高校生が乗り込んでいた。
床下から、明らかにバランスの取れていない物体が高速で回転する音が聞こえる。せっかくの車両なのに、勿体ない...
途中降っていた雨も、気仙沼につくと上がっていた。置き去りにしていた3号機でベースキャンプへと戻る。