2013年10月25日金曜日

#273 personality

小雨だったが、これから確実に雨脚が強くなることがわかっていたので、徒歩で合庁へ向かう。しかし、かなりシビアな時間に出発したため、心臓破りの坂でダッシュする羽目になる。

メンバーの大半が大島の現地調査に出向き、残ったメンバーも別室で打合せとなり、ひっそりとした職場になる。
台風26号の影響はまだ継続している。治山班のS技術主査からのメールを見ると、複雑な手続きについて指示がなされていた。今取りうる手段はこれしかないが、歌津の現場は難解なプロセスを経ることになる。

紀宝の師匠から頂いた早生温州ミカンを配布する。たっぷりの甘みに驚嘆の声が上がる。三重のミカンの底力を見せつけることが出来たかな...
11時過ぎに、戸倉の現場の担当氏が来庁し、施工計画について打ち合わせとなる。書類の丁寧さもさることながら、説明も丁寧でとても良い。宮城はすべてこの調子なのだろうか...
担当氏曰く、「他県に行ったメンバーは、宮城にはゴニョゴニョ...。」もちろん、三重流の良さも再認識した。
午後も引き続き打合せとなる。本来なら現場での打合せが予定されていたが、かなり危険な場所なので、中止して正解だった。しかし、事業者では準備できない仮置場の確保という新たなミッションが発生する。水漁で尋ねるも時期が合わず、役場に問い合わせるもNG。土木事務所のY技査に頼んだら一発OK。顔見知りだと、仕事の8割が終わるというのは事実だと思う。

業務終了後、週末は気仙沼で滞在するというA総括に声を掛け、一緒に食事することに。豪雨の中一度ベースキャンプに戻ると、ドアをノックされる。熊野のM先輩からミカンが届く。ミカンはどれだけあっても全く困らないので、本当にありがたい限り!
福幸小町のより道は既に満席となっており、1階の「酒場 里」というお店に行く。プレハブとは思えないしっとりとした店内だ。何を食べてもおいしい。
ハーモニカの煮つけ
週末は帰省される方が多いので、金曜の夜にA総括と食事という機会はほとんどない。最初で最後のチャンスかも。職場のこと、プライベートのこと、同僚のこと。話は尽きることがない。
自分が能代や奥尻、普代、田老に何故行ったのか説明した。「その話はみんなに聞かせたい。」とA総括から言われるが、うーん...
合同の飲み会だと、あまりゆっくりしゃべる機会がない。A総括のパーソナリティに触れる貴重な機会だった。