2013年10月23日水曜日

#271 前向き

ここ数日、晴れ間を見ることがない。濡れるか濡れないかといった、わずかな雨が降っている。洗濯物を外に干すわけにもいかず、部屋干しのまま職場へと向かう。外はひんやりとしており、冬が近づいている感じがする。

昨日に引き続き、復旧業務の事務処理を進める。治山班のS技術主幹とやりとりをするが、いろいろと手ほどきしていただくだけでなく、かなりお骨折りいただいているので頭が上がらない。3つの設計が同時に進んでいるので、コンサルの担当氏それぞれに作業の依頼を行う。歌津の施工予定箇所では地下水の観測を行っている。次の台風でロガーが吹っ飛ばないことを祈ろう。

W班長とT氏と少し話をした。ここ最近、自分の顔つきが違っていて、特にこの2日間は尋常じゃなかったと言われてしまった...
午後も午前中からの作業を継続する。現場代理人のS氏から提出してもらった資料を基に、また別の資料を作成したり、報告書を作成したり...暖房をつけるほどではないものの、引き戸から入り込んでくる「隙間風」が冷たい。パッチが欲しくなってくる。
16時から臨時の班内会議が行われる。これから手掛ける事業の進め方や来年度事業について打ち合わせが行われる。何にプライオリティをおくかで、意見が割れる。結論は持ち越しとなった。また、今年度の事業を円滑に進めるための提案を行った。

昼には一度止んでいた雨がまた降り出した。業務終了後、冷たい雨の中帰宅し、改めて知事選の期日前投票に向かう。最近は期日前投票が簡易になったので、よくこの制度を利用する。究極は、自分のスマホからの投票なんだろうが、それは夢のまた夢かもしれない。世界で行われている選挙では、しばし不正が見つかり大紛糾することがあるが、日本では見かけることがない。こうやって確実で高い信頼性を持つ選挙が行われているのだと感心する。
ホワイトボードの書き込みが気になる
最近夕食はコンビニばかりお世話になっているので、久々に気仙沼横丁の北かつまぐろ屋に向かう。雨が降る水曜の夜は、休日とは異なって静かな場所となる。
先日、マスターのコメントが新聞に載っていたと伝える。客観的で未来志向のマスターといろいろお話をするのは楽しい。kojikaのマスターとも通じるものがある。防潮堤で海が見えなくなるのであれば、高い建物を建て、そこにレストランなりを設け、さらに防潮堤の上を楽しい遊歩道にしたら、と学生の来客が提案していったそうだ。何にもまして命を守りたいと思うマスターの気持ちはいつもぶれることがない。
漬け丼
いつものように、他の来客も交えて懇談する。長崎から見えた熟年の女性は、被災地を訪れて消費することで貢献したいと仰っている。こういったフリーでこられるお客さんを呼び込むこと、そして民泊が鍵ではないか、とマスター談。

コンビニでガスと水道代の納付を済ませ、大型ショッピングセンターで買い物をする。しばらくできていなかったミッションをこなすことが出来た。