2013年10月19日土曜日

#267 on duty?

セットしておいた目覚ましで起床する。薄曇りだったからなのか、あまり寒さを感じない。3号機で出撃するために、超厚着をすることに。

職場でヘルメットを回収し、一路岩井崎近傍の植樹会場へ向かう。場所がイマイチ釈然としなかったが、遠目にテントを見かけたので、間違っていないようだ。
10時の開会直前に到着したので、既にたくさんの参加者が集まっていた。その後の発表では、300名以上とのことだった。
やや長めの開会式が終了し、植樹場所に向かう。塩害木が伐採された跡地で、所々切り株が残っていた。会場は10のブロックに分かれており、おなじみの「宮脇式」による密植だ。
ごった返す
途中から暑くなってきたので上着やトレーナーを脱ぎ捨て、Tシャツ一枚になる。植樹→敷き藁→綱掛けと一連の作業が終わる。岩沼で経験しているT氏は手際が良い。自分もだが...
お決まりの記念撮影
準ミス・ワールドとI主事、T氏
いつの間にか12時を過ぎており、簡単な閉会式を終えて会場を後にする。一緒に昼食をと、大谷海岸の道の駅に向かうが、店内は微妙に混雑しており、道を挟んで向かい側の「がんばろう家」へ。昼時で賑わっていたのものの、席にはありつけた。
壁面に貼付された名刺を見ていると、同姓同名、字も同じ方が2名もみえる...
魚だし白醤油ラーメン
同僚と別れ、歌津の現場に向かう。おとといの様子とは大きく異なり、周辺はきれいに片づけられ、流出した仮設道路もほぼ復元が完了していた。
チーム白老の親方と少し話をする。復旧に苦労されたとのことで、そのご尽力に感謝する。
報道されているような義援金の話や、予算の話になった。少し誤解されていたようなので説明をしておく。しばらくしてS氏が登場し、台風27号のことも含めて打合せを行った。

引き続き、志津川のプラントで圧縮試験を行う。今の現場で最後の試験となる。プラントの担当氏に、また次の現場で、と伝える。

戸倉では、今まで通ったことのない場所を走る。S技術次長によるとかなり住宅の密集した場所だったらしいが、残された門扉などを見ると少し切なくなる。
施工予定箇所の無事を確認し、樋門などに取り付けられた標識を見る。
TP+6.0m
TP+7.3m
帰路、志津川にある高野会館をじっくり眺めることに。多くの人命を救ったこの建物は、ホテル観洋などを経営する阿部長が所有している。所有者の希望により当面解体されることはないが、これから先はどうなるか不明である。
そして、防災対策庁舎へ。町による解体が表明されており、解体に先立って11月2日には慰霊祭が行われる予定。今日もたくさんの来場者が訪れていた。
防災対策庁舎と高野会館の位置関係
薄暗くなった45号線を北へ走る。路側の温度計は13℃を表示していた。
久しぶりにこけしで夕食。カツオ刺定食はカツオがボリューミーだった。
帰宅後うたた寝していたら、大船渡のH氏からお土産を買ってきたとの連絡があった。業務が最優先のため、参加できなかった自分にとってはとてもうれしい。次回はぜひ!