2013年10月3日木曜日

#251 振り返り

少しひんやりとした朝を迎える。三陸新報の一面では、気仙沼湾のホタテガイ出荷制限が漁業者を窮地に追い込んでいると報じている。そういえば、気仙沼に来てから何度も出荷停止になっている。津波により海底が撹拌され、休眠していたプランクトンの胞子が表に出てきてしまったことが原因らしい。津波の影響は陸上だけでなく、海中でも起きている。

昨日に引き続き、内業に勤しむ。地盤改良について引き続きいろいろ調べてみる。三重にいるときは、土木関係に知っている方も見えたので気軽に相談が出来たが、残念ながら半年でそこまでコミュニケーションが取れていない...
薄曇りの非ライブカメラが気仙沼っぽい
昼休、今日はT氏の誕生日と本人の口からもたらされる。「もう祝ってほしくない」とのたまうが、拍手をするとまんざらでもない様子だ。

午後、班のミーティングとなる。最近書類が増えてきてしまい、書架がパンパンになってしまっているとI主事から問題提起がなされる。確かに、もう置く場所がなくなっている。

来週はかなり追い込まれることが予想されるので、前倒しで帰還報告書の作成に取り掛かる。7月の時に比べると、この3ヶ月はあまりエポックとなる出来事がない。いろんな意味で落ち着いてきたのかもしれない。

業務終了後、懐も少し寂しいこともあり、吉牛で簡単に晩御飯を済ませる。帰宅してから溜まった洗濯をする。しかし、2回も洗濯機を回す羽目になるとは...
乾いた気仙沼の街は、かなり冷え込んできた。明朝は寒くなりそうだ。