2013年10月12日土曜日

#260 遠方より友来る 

素晴らしい秋晴れの中、自宅最寄駅からJR関西線に乗り、鈴鹿サーキットへ向かう。
途中の土手や駅には、F1ファンならぬ鉄道ファンが大挙して押しかけていた。
最寄りの鈴鹿サーキット稲生駅から徒歩で会場へ向かう。
縁石を模した階段の塗り分け
サーキットの「いつもの」場所にたどり着くと、いつものメンバーがそこに陣取っていた。大分のD氏、K氏、埼玉のK氏夫妻、そして津のT氏。F1日本グランプリが開催されると、ここにみんなが集う。
午前のフリー走行ではそこそこ観客がいたが、午後の予選になると、いつも賑わっているこの場所が閑散としてしまった。1983年のスピリット・ホンダ、1987年の中嶋悟選手以来、脈々と受け継がれてきた日本のエンジンサプライヤーやコンストラクター、日本人ドライバーの伝統は2013年、ついに絶たれてしまった。そのせいなのか、2011年の訪問時のような盛り上がりには欠けていた。
2015年から第4期の活動を始めるホンダに期待したい。
1コーナーのクラッシュが懐かしい、マクラーレンMP4/5B
コルセアウイングが美しい、中嶋選手の駆ったティレル019
中嶋選手最後のマシン、ティレル020とマクラーレンMP4/6
予選終了後、津のS氏宅で恒例の前夜祭となる。大分のカボス、鳥天、焼酎、三重のぼつ焼き、気仙沼のサンマ、他にもたくさんの品々が所狭しと並んでいる。
そして、誕生日を迎えたS氏に、奥様より超サプライズプレゼントが!
D氏曰く、F1を見るよりも仲間と会えるのが楽しいと。元々はF1が好きで集まったメンバーだが、もはや主従が逆転してしまったような気が、自分もしている。

遠くへ旅に出てしまったような雰囲気の亀山駅を通り、家路についた。