東北道を北上し、岩手に向かう。広々とした内陸の風景は、あまり三重で見かけることはない。
一関ICで降り、4号線を北上し平泉へ。3連休の中日だけあって、最寄りの駐車場は満車。次に近いと思われる駐車場に止める。
若干ぬかるんだ急坂の参道を登り本堂へ。先日訪問したばかりなので、にわかガイドとして案内する。弁慶堂、本堂、峯薬師堂と参拝し、金色堂へ。
宮古の津軽石さんさ踊り |
目がこれ以上悪くならないように願掛け |
峯薬師堂の招き猫、チーコ |
旧覆堂がなぜか好き |
凄い賑わい |
讃衡蔵を見てから、舗装された脇の参道を降りる。
雨脚が強くなる中、毛越寺へ向かう。今日は結婚式が行われているが、ちょっとかわいそう...
連続して雨の日に参詣してしまったので、次は晴れた日に訪問したい。
自分の希望で、一関の街中にある「なのはなプラザ」で開催されている「PIECE OF PEACE レゴブロックで作った世界遺産展」に寄る。
金色堂 |
毛越寺 |
厳島神社 |
富士山 |
東照宮 |
モアイ |
オペラハウス |
雨の中、一路陸前高田へ向かう。車内で、三重で取り組まれている緑化関連の支援活動の話を教えてもらう。仙台空港の話は知っていたが、他にもあったとは...自分の情報収集能力の低さを、またしても痛感する。そして、活動の中心にいる人物を批判する声があるという話を聞いてしまった。三重では、ちょくちょくこういう事態に遭遇する。どうしても、誰かの足を引っ張りたいのだろうか...
高田の市街地を説明し、一路モビリアへ。今日はモビリア祭りが開催されているので、Nさんに少しだけ挨拶。
一本松や気仙中学校を車窓から眺め、気仙沼へ。既に暗くなってしまったものの、うっすらと浮かび上がる第18共徳丸の脇を通る。自分の説明で、被災地のことをうまく伝えられただろうか...
駅に置いてあった3号機を回収し、ベースキャンプにいただいた支援物資を降ろしてから気仙沼プラザホテルへ。車内で、「水上君、人生が変わったんじゃないか?」と訊ねられた。
この震災で、多くの人の人生が変わったように思う。被災された方ももちろん、支援をしている人、この地で活躍されている人。
震災がなかったら、自分が大船渡や気仙沼で働くこともなかっただろうし、今この地でお世話になっている人たちに出会うこともなかった。
考え方、価値観、自分の生きている目的...まだはっきりとわからないが、人生は変わったと思う。むしろ、そうでなければ、今ここにいる意味がないのかもしれない。
初めて訪れる、丘の上に建つ気仙沼の迎賓館。内湾向きの部屋に案内してもらう。海水のようにしょっぱい温泉や、海の幸、気仙沼名物のフカヒレを使った料理。ご満足いただけたようで、ホッとする。
宿泊しないと見られない風景に、思わず仕事モードに入ってしまう。
部屋に戻ってから布団に横になったら、すぐに寝てしまった...