急きょ入った現場確認のため、午後の戸倉での懇談会にも出席するS技術次長、I主事とともに出発する。漁港に面した集落に到着し、民宿の主と話をする。震災以降、海岸沿いの斜面崩壊が頻発している。地震動によるものとそうでないもの...崩壊の原因や当面の対策などを説明する。自己所有の山はきちんと間伐されているとのことで、少しうれしくなった。
港に浮かぶ新造船 |
主は、グリーンツーリズムへの思いを、女将さんはこの街の未来のことを語ってくれた。たくさんの人に訪れてもらいたい、若い人たちに住んでもらいたい。歌津のキーパーソンになりうる人だと感じた。
少し遅めの昼を、志津川の魚屋兼スーパーのヤマウチで摂る。食事処は「静江館」と名付けられている。志津川出身のS技術次長は、もともと料亭の名前だったと記憶しているが、名前を譲ってもらったとのことだった。
うまい海鮮丼 |
少し薄暗くなってしまったが、歌津の施工予定現場で地域の方に説明を行う。自らのことよりも、集落のことを思う優しい方だった。
業務終了後、久々にまるきに行こうと思ったら、しばし臨時休業。こけしにスイッチし、中華飯を食べる。食事を終えたころ、総務のS主事が入ってきた。しばらく話をし、そのまま「磯や」というお店に向かう。ただ、おなか一杯のため、何も食べられず...そして2ndというバーへ。自分のこと、三重のこと、S主事も同じように語った。
いつの間にか2時になっている。今日はお開きにしよう。