総務で公用車のカギを受領し、三重の上司を宿に迎えに行く。途中、ベースキャンプの横を通ると、「中が見たい」とのリクエスト。大ピンチ!3分間の猶予をいただき、ダッシュで片付ける。派遣されている職員の住環境を見て、安心していただけたようだ。
合庁で名刺交換を行い、T部長に概要説明いただき、視察をコーディネートいただいたM班長とともに気仙沼市役所に向けて出発する。少し回り道をし、今日から解体作業の始まる第18共徳丸の脇を通る。たくさんの報道陣が詰めかけていた。
気仙沼市役所の農林課へ。ワンテン庁舎の1階にある執務室は、さながら市民課のような様相を見せている。よく顔を合わせる、鹿児島のいちき串木野市から派遣のK氏が手を振ってくれる。
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引き続き、気仙沼地域エネルギー開発を訪問する。母体となっている気仙沼商会の会議室で説明が行われる。従業員の方が起立してごあいさつされるのに恐縮する。
気仙沼地域エネルギー開発は、市の震災復興計画に位置付けられている新エネルギー活用の取組を推進するために新たに設立された会社で、木質バイオマスを活用し、売電と近隣への熱供給を計画しており、現在設備の運用開始にむけて工事が進められている。
整備概要など一通り説明いただき、意見交換となる。三重でも木質バイオマス発電所の建設が進められているので、それぞれの関心が高く様々な質問が交わされた。
昼食は、近接の南町紫市場へ。旭鮨が定休日のため、特急寿司へ向かう。震災前は列車がすしを運んでくれるユニークな店だったが、今は運休中。リーズナブルでお勧めの店である。
M班長は菅原印房でホヤぼーやの印鑑を買い求める。ポピュラーな姓なので、作り置きがあった。
大船渡農林センターのO氏から連絡が入る。明日の視察予定箇所でトラブルが発生したとのことだった。先日のイベント時にお話をしておいてよかった...若干クリティカルな事態だったので、行程を変更することに。
合庁で午後の行程について少し説明をし、T班長とともに岩井崎近隣の施工予定箇所に向かう。そして、過去に施工された自然石護岸を案内いただく。何度も岩井崎に来ているが、全く気付かなかった...
自然石護岸 |
合庁に帰還し、より道で懇親会となる。食べきれないくらいの魚がてんこ盛り!久しく水揚げのなかったカツオもどっさり。気仙沼自慢の海の幸をご堪能いただけたようだ。