朝から立て続けに打合せが入っている。まずはHという施工箇所について、現場代理人のG氏と。手続きが滞ってしまい、G氏を手持無沙汰にしてしまっていることに謝罪する。もちろん、プレッシャーも掛けられてしまうわけなんだが...いくつか現場の段取りについて協議する。
次の打合せまでの間、Iという施工予定箇所のことで上司から問い合わせを受ける。しかし、明らかに自分とはベクトルの異なる内容だったので、少し語気を強めてしまった...
引き続き、Hという施工箇所に隣接する事業に関する打合せを、コンサルのY氏と行う。土地利用がなかなか確定せず、こちらも随分待たせてしまうことになってしまった。ようやく固まり始めたので、作業の段取りについて調整を行う。
午後から休暇を取得し、住田へと向かう。既に出遅れ感があるために、高田の熊谷で昼食。
黒担々麺 自分はやはり白が好みか... |
「全国木のまちサミット」は、今回が第1回。住田町が呼びかけを行い、北は北海道から南は宮崎まで、森林、林業を重視する市町村がそれに応えて開催の運びとなった。悲しいかな、三重の市町村の名が連なっていない...
扉を開けた瞬間、大船渡の元気印、Kさんとばったり。軽く挨拶を済ませてから立ち聞きする。悲しいかな、林野庁林政部長の基調講演のほとんどが終わっていた。
鉄道車両と木材は今のトレンド |
引き続きテーマ別討議へ。はじめは公共建築物等木材利用促進法と自治体の役割として、東京都檜原村、山形県鶴岡市から話題提供が行われる。
檜原村長 |
鶴岡市副市長 |
このセッションでは、第1次産業の後継者だけでなく、木造建築のできる大工さんの後継者育成の必要性、木はあるけど使い切れない街と、木はないけど需要はたくさんある街とのコーディネートなどについて議論された。
そして第2部は少子高齢化時代における建築と木材利用の役割として、大東建託と埼玉県ときがわ町から話題提供が行われる。
ときがわ町長 |
このセッションでは、人口減少に関わらず、自らの自治体の中で、どれだけ自己完結できるか、また少子高齢化はネガティブなテーマではないこと、そしてときがわ町のだれでもいつでもできる、「背伸びしない」取組について議論された。
そして第3部は木材利用に向けた教育の役割として、オイスカと日本建築学会から話題提供が行われる。
オイスカの大木氏 |
株式会社計画工房の村上主宰 |
このセッションでは、教育を通じて木材利用に明るい人材を育てていく必要性、そして教育を通じてその地域が持つ多様性を発揮することで、全体にメリットがあること、また地域の個性につながっていくことなどが議論された。
そして、「われら木のまち宣言」が採択される。
宣言を読み上げる多田町長 |
宣言文 |
持ち帰って検討されるとのこと |
夜も素敵 |
自分 k氏 K氏 しんちゃんことO氏 |
偶然にも、隣の席に土木事務所に派遣のT氏の姿を見かける。声を掛けると、三重からの来客と懇親中だった。強引に自分の輪に加わり、三重談義に花を咲かせる。いつも思うのだが、こうやってお客さんが、気仙沼や三陸、果ては東北に足を運んでくれるのは、本当にうれしい限り。
沢山の三重土産をいただいていたら、別の人から声を掛けられる。昨年まで市役所に派遣されていた、伊那市のK氏。クリスマス会や雪合戦など、いろいろな出来事が思い出される。元気な姿が見られて、本当によかった。そして、なぜか桑名出身の方も隣のテーブルに...
遅れてW技師も合流するが、今度はO氏が巡航船の最終便に間に合わなくなるので離脱。話したらないので、同じ店にいたk氏の写真仲間のY氏も交えて、河岸をファミレスに変更する。
ここからは、ひたすらカメラ談義になる。撮り鉄のY氏の作品を見せてもらいつつ、専門用語の応酬になる。
既にとっくに日が変わっており、ベースキャンプへと戻る。廊下を歩きつつ、ふとK氏が「今日の話、W技師はほとんどわかっていないですよ。ウフッ。」といつもの調子で憎まれ口を叩いていた。