#651 night view

天候は相変わらずの穏やかさ。昨晩少し曇っていたからか、暖かな朝を迎える。いつものように準備して、いつものように出勤する。

両隣が出張で不在のため、なんとなくスペース的に伸び伸び感がする。先日来の設計書作成作業を粛々と進める。

毎月第一金曜日は、単身赴任者の多い職場ということもあり、地域産品の販売が行われている。今回は本吉の道の駅からの出店だった。毎回大人気なので、あっという間に売り切れてしまう。無事、弁当とかぼちゃ饅頭を入手する。他にも、野菜なども売られており、N技師は大漁に買い込んでいた。

大混雑

110個売れたかぼちゃ饅頭

翌日の新聞に掲載...

午後も設計書作成を進める。同じ設計書を何度もやり直すという事態に陥っているため、基本となるものを一から修正した方が早いのか、発注まで至ったものに、追加していった方がよいのか、正直悩む。結局後者を選択しているのだが、作っている手前から混乱してしまっている。前者を選んだとしても、同じ結果になってしまいそうだが...

業務終了後、ベースキャンプへと戻り、先日オークションで落札した望遠レンズを受け取る。これが無いと、大島行きの意味も半減する。
しばらくして、大島のしんちゃんことO氏から、19時発のフェリーに乗ったと連絡が入る。えっ？22時30分じゃ...「最後の船」という表現を、フェリーの最終便と巡航船の最終便に取り違えていた。こちらを出る際に連絡すると伝える。

当初のスケジュールでは、19時に市役所に鹿児島から派遣されているK氏が迎えに来てくれることになっていたので、2分前くらいに外にでる。しかし、しばらくしても、K氏はやってこない。すると、「レンズを借りに入っていたら、遅れた...」と電話が。自分もしょっちゅう遅れるので問題ないが、銭湯に行くというスケジュールは反故になる。

20時に合流し、手土産を買い求めてからエースポート近くにある「マンボ」という喫茶店で夕食とする。気仙沼では珍しく、遅くまでやっている店である。

今日もラーメン...

21時半発の巡航船に乗り込む。結構お客さんが多い。

フェリーの半分くらいの時間で、大島浦の浜に到着する。迎えに来てくれたO氏が、「せっかくなので、ぶらっとしますか？」と提案してくれたので、亀山へ向かうことに。

少し寒かったが、それでもまだ十分に耐えられるくらいの気温だった。初めて見る夜景に、興奮を隠せないK氏が、撮影しようと声を上げる。運よく三脚を持ってきていたので、早速始めることに。

K氏から、色温度を変えて、ライブビューで拡大表示させてピントを合わせるように指示される。すると...

わっ！

今まで撮ったことのない、びっくりするような写真を撮影することが出来た。そのまま、亀山山頂から気仙沼港の撮影に臨む。

O氏宅にお邪魔し、ネコと戯れ、いろいろ話をしてから就寝する。明日の朝は早起きすることが確定した。