2014年5月17日土曜日

#477 Crossover Kesennuma Vol.11 -春の風物詩-

スマホの電源が落ちたままで充電していたため、アラームも鳴らずにいた。おもむろに目を覚まし、時計を見たら8時過ぎだった。先日の暑さが嘘のように肌寒い。イベントへの参加を躊躇したが、友人からのメールで「参加すべき」と。どうしても洗濯をしないとまずいので、若干遅れて3号機で出発する。

イベント会場は四十二ではなく廿一。10分で行けると思ったら、思ったより遠い、284号線を西に向かい、新月のトンネルを抜けてから南へ。もうここは、海の気仙沼とちがった里山の美しい風景が広がっている。
目標地点がよくわからず、主催者に尋ねることに。少し行ったところでクルマが沢山止まっており、海上であることが明らかだった。
3反町を手植えとかいう鬼畜さはなく、半反ほどの田んぼで20人ほどが田植えに臨んでいた。すでに1時間近く遅刻しているので、2/3ほど植え終わっていた。農業担当のI主事に声を掛け、準備をしてから田んぼに入る。久々に田んぼの感触、土というか、泥の感触を味わう。
程なくして、田植えは完了した。
このあと、地元の関係者や男山酒造の菅原社長のあいさつなどがあり、ガンヅキが配られて解散となる。
心安らぐ光景
行き来た道と逆方向に進んでみる。地図を確認すると、山を越えて市街地へ行けるようだった。隘路を抜け、徳仙丈山へ。
登山道入り口には案内所が出来ていたが、「見ごろは来週くらいかな」とのことで、少しがっかりする。それでも、ぽつぽつ観光客の姿が見える。
糸井重里さんプロデュースのツリーハウス
曇りで寒い...
三分咲き
ここの残念なところは、どこからアプローチしてもダートを走らなければならないこと。先代1号機のFJクルーザーなら全く造作なかったが、現1号機で行くのはとても憚られる。
熊山経由で下山すると、麓の九条小学校では運動会が開催されていた。運動会というと9月というイメージの自分は、考えが古いのだろうか...

久々にまるきへ向かうと、残念ながら臨時休業。暖かい麺類が食べたかったので、小野家へ。赴任直後に訪問して以来。人気の店なので満席の場合が多いが、今日はたまたま空いていた。
I love 稲庭
一旦ベースキャンプへと戻り、2度目の洗濯。ポストには、尾鷲のM先輩からの差入れが届いたと想定される不在連絡票が入っていた。先輩に問い合わせると、なんと送ったのは10日前とのこと…どこかで休憩していたのだろうか。

しばらく部屋を片付けていると、気仙沼駅に熊野の友人が到着したとの連絡が入ったので、1号機で迎えに行く。

ひとまず、アンカーコーヒーで飲み物を調達してから、南三陸町と気仙沼市にまたがる田束(たつがね)山へ。丁度つつじが真っ盛りで、三陸の海と相まって絶景を醸し出していた。しかし、クルマはまばら。天気がもう少し良ければ、言うことなかったが。しかし、寒い...
自然系を堪能したいというリクエストに応え、神割崎へ。丁度潮が引いており、今まで見つけられなかった標が露わになっていた。
しかし、ここで治山班のM技査より業務命令が。昨日送付した資料に不足があったよう。月曜朝に東京必着なので、ダッシュで合庁へ向かう。

イオンに友人を放置し、しばし業務に勤しむ。さほど時間がかからなかったのでホッとする。友人をピックアップし、わやへ。
店内を覗くと、店員さんは「満席…」を告げるが、カウンターに同じ自治会の方が座って見え、手を振ってくださる。「ここ空けるから~」と。お言葉に甘える。
もう一度呼び出しがかかるかもしれず、ノンアルコールで我慢する。友人はほやを所望していたが、一切れ食べて遠慮していた。明日のスケジュールなどを打ち合わせる。

友人をホテルまで送り、帰宅する。季節外れの寒さは若干和らいだような気がした。