合庁で夜を明かしていたH主任主査、N技師、そして班員が、説明のために会議室へ入る。明日に備えた資料修正も行いながら、会議室から飛び出してくるリクエストに応えるため、資料用意に忙殺される。
先行するN技査、K氏をフェリー乗り場に送る予定が、自分が動くことが不可能になってしまい、O技師に依頼する。
説明がスムースに進行したので、メンバーは1本早い船で大島の現地説明へと向かった。静かになったのも束の間、残されている自分もコンサルの担当氏と電話とメールでやり取りを続ける。
非ライブカメラA |
水漁のT技師に、資料を借りに行く。すると、書架に「宮城の漁港」と書かれた、漁港マニア垂涎の冊子があった。震災前の写真が満載された貴重な資料を、一部頂戴する。
横向きですみません... |
自分の前の座席に東部のA技師、その横にO氏、そして自分の横にK氏。昨年度結成された「チーム三陸」の意思を引き継ぐ、「チームネオ三陸」が初めてコラボレーションする。といっても、それぞれがそれぞれの作業をしているのだが...
日が変わるころ、仙台のメンバーが一時離脱、その後、東部の一部メンバーが離脱。会議室で横になる者、引き続き作業を進める者。震災直後の多忙さはこの日ではないだろうが、それでも過酷なことには変わりない。
朝の非ライブカメラA |