小雪がぱらつき、あまり天気がよくないが、ひとまず1号機にて一路北へと向かう。
107号線を走り、宮守から釜石道へ。先週と同じように紫波SAで小休止する。先週と異なるのは、雪の量が圧倒的に少ないことか。次第に天候は回復し、この前雫石から一時みえた岩手山も、今日はばっちり!
途中除雪車なども目にするが、既に外気温計は5℃を指しており、道路はドライ。順調に進み、予定より30分ほど早く八戸の八食センターに到着する。
以前もその賑わいに感心したが、今日もたくさんの来場者。魚介類、お土産、野菜...眺めているだけで楽しい。
おっきなタラ |
欲しい!けど飼い方がわからない... |
一通りうろうろし、少し早目の昼ごはんにする。少し悩んだ結果、前回と同じく八食市場寿司へ。かなり好きな店。
タラの白子 |
ウニをガッつくT氏 |
おなかもいっぱいになり、338号線を通ってさらに北を目指す。
三沢に入ったころに、見覚えのあるデザインの記念碑を見かけたので引き返す。以前、階上町でみたものと同じフォルム。
地震海鳴りほら津波と記載 |
青森の太平洋沿岸も津波が襲来しているが、この辺りでその痕跡を見かけることはなかった。海岸線に続く防災林が効果を発揮したのだろう。
「まさかり」に似た下北半島の「柄」の部分を北へ向かう。まっすぐに伸びた道、時折現れる集落、そして森。北海道に似た風景が続く。
六ケ所村を抜け、東通村へ。エアコンを切っても暑くなってきたので、窓を少し開ける。
338号線から別れ、県道を走る。完全に除雪されているわけではなく、FRの1号機は時々不安定な挙動を示す。
いよいよ松林の向こうに海峡を目の当たりにする場所に出る。この季節としては例外的な暖かさがありがたい。
「寒立馬」で有名な尻屋崎は冬季閉鎖されておりアプローチすることはできないが、寒立馬は近所の「アタカ」と呼ばれる牧場で冬を越す。一旦牧場を通り過ぎ、ゲートのところまで向かう。
暖かくなってから、また来よう |
広々とした場所に、20頭ほどの寒立馬が草を食んでいる。今日は雪が殆どないので、写真で見るようなイメージとは異なるが、それでも馬はかわいい。しかし、足元に気をつけないと落し物を踏んづけてしまいそうになる。
しばし、撮影に興じる。
一通り観察を終え、牧場を後にする。
尻屋の集落は、思っていたよりも住家が多く、子どもたちもたくさん目にする。いい意味で想像とは異なる様相を示していた。
一旦むつ市に向かい、地元のスーパー「マエダ」で買い出しを行ってから宿へ向かう。道路はビシャビシャになっているが、走行に特に支障はなかった。
段々雪深くなり俄かに不安になってくるが、周囲の建物が増えてきたころに、目的地の「ホテルニュー薬研」に到着した。
建物は決して新しくはないが、適宜リニューアルが行われており、スタッフの対応も丁寧でとても好感が持てる。まずは温泉に入り、食事となる。流行のバイキングではなく、別室で丁寧に盛りつけられた料理を食べる。ビール1本付で、この値段はB/Cが10はいっている。久々に当たりのホテルだ。
味もまずまず |
べこもち入り鍋 |
けいらん入りお吸い物 |