2014年1月20日月曜日

#360 Takata meets Mie -phase2-

気温は間違いなく氷点下のはずだが、不思議と寒さを感じない。先週の強すぎる寒波を経験したからか、慣れとは恐ろしい。節々が痛む体に鞭打って出勤する。

2日ほど開けていると、机上は書類で埋もれていた。先週の情報交換の際にも話題になったが、宮城はどこも書類を回覧する文化になっているようだ。スルー出来る書類もあるが、中には超重要な書類がめり込んでいるので注意が必要だ。会計検査院からの指摘により、Sという施工現場で今まさに行われている内容に大きく関連する指示の文書があった。早速現場代理人に連絡する。

S技術次長と打ち合わせたり、報告書の作成などを行っていると、既に昼になってしまった。
非ライブカメラA
昼休み、研修で一緒だった東松島市のMさんから連絡があった。気仙沼を訪問したいので情報をとのこと。この街に関心を持ってもらえることはありがたい限り。

午後、明日の完成検査の準備を行ったり、来年度の事業計画書を修正したり、事業完了に向けた手続きを進めたりと、いろいろもそもそ前に進める。
帰り際、ぬし熊の曲げわっぱのマグカップを洗う。流しに置かれているスポンジに、誰かが絵をかいてくれているので、見るだけで和む。
業務終了後、大型ショッピングセンターに出向く。偶然、大塚さんにであう。「防災のこと勉強したいんですが...」と聞かれるが、三重ならピンとくるものの、宮城ではまだそこまで情報を把握していない...
買い物を終えスマホを見たら、高田の友人から連絡が入っており、同じく大型ショッピングセンターに向かっているとのことだった。急きょ合流し、エスポワールに向かう。

先日のボランティアを中座したことを謝罪し、ざっくばらんにいろいろな話をする。「見せたいものがあるんだけど・・・。」とのことで、クルマから取ってこられたのは、天野寛子さんの刺繍による画集だった。
とても刺繍とは思えない作品が続く。特徴はオーガンジーとの組み合わせと、文字の刺繍。独特の風合いは写真では伝わりにくいかもしれないが、刺繍のイメージがくつがえるのには十分である。
作品集の後半に、魔見ヶ島(まぶりか)や七里御浜を題材にした作品が。ピンときたので巻末を見ると、やはり三重県ご出身だった。

天野さんは、松に関わる刺繍を全国から募集されており、高田の友人からも依頼される。自分からその先へ、取組をつなげていくのにはパワーがいる。実際に作品を目の当りにしたら、気持ちは変わるのだろうな...
おいしいバナナパフェ
明日の胃がん検診に備えて、このあたりでお開きにする。宮城県はバリウムを活用した検査の発祥の地とのことらしい。空腹を我慢して、明日に備えることにする。買い求めた寿司は、明日に残しておこう。