北上川の川開き祭り。この祭は90年近くの歴史があり、孫兵衛とは、北上川の改修に尽力した川村重吉の通称から。孫兵衛船競漕は1975年から始まったが、東日本大震災により使っていた船は被災し、中断を余儀なくされていた。広島や山口からの支援により、孫兵衛船は再建され、4年ぶりに復活を遂げた。
見覚えのあるメンバーや初見のメンバーと顔を合わせ、おそろいのTシャツを受領する。予選開始時刻は11:15、それまでの間、メンバーと談笑する。
スターティングラインナップが発表され、自分は中央右側となる。否が応でも緊張感が高まり、この場から逃げ出したくなる。
いよいよ声がかかり、乗船となる。
3艘がタグボートに曳航され、スタート地点に到着する。
少しスタート練習などを行ってから、3つある中の中央のグリッドに並ぶ。そして、アメン坊ズ2014、スタート!
練習と同じようにスタートダッシュを決め、「ソーレ!」の掛け声のもとに、とにかく必死に漕ぐ。途中すっころぶ場面もあったが、両サイドには、ライバルがずっと併走している。
そして、2分30秒のレースはあっけなく終了した。1位と4秒差、2位と3秒差という僅差で惜敗した。
惜敗を悲しむ |
少しねまってから、BBQ会場の牧山市民の森へと向かう。しかし、場所がよくわからず、後で合流したS技査、坊主のS技査、K氏と少し徘徊することになった。
無事会場入りしたころには、既に火おこしが始まっていた。他のメンバーがテキパキと動いてくれるので、自分は待つだけでよかった。
いろんな話をして、今まで以上に親交が深まった。三重では実現できていない場だった。
焼くものもなくなったので、片付けをして散会となる。
メンバーと別ルートを通って帰路に着く。
牧山にある零羊崎神社 |
牧山からの眺め |
女川の街 |
遺構になるのかならないのか... |
女川交番 |
建設の進む河川堤防 |
そして、雄勝へ。
昭和三陸地震津波の碑 |
雄勝支所跡地と今次津波の碑 |
街は静かだった |
パパの名前と書かれた石 |
堤防付近にも、新たに慰霊碑が建立されていた。
悠久の北上川 |
堤防から眺める |
引き続き、398号線を進む。途中すれ違ったアメリカンバイクの方から手を上げられる。どうやら、自分も旅人と思われていたようだ。
暗くなった45号線を北上し、気仙沼へ。大型ショッピングセンターで買い物を済ませ、たこ焼きが食べたくなったので夕食代わりに買い求めた