2014年7月29日火曜日

#550 違和感

いつもと変わらぬ時間に起床し、昨日買い求めておいたあずきクリームサンドを食べる。昨晩も非常に涼しく、というよりむしろ寒いくらいだった。三重からの来客はさぞ驚いたことだろう。
ここから自分がドライバー兼ガイドになり、レンタカーのハンドルを握る。

まずはF主事の住まいを外観から...ベースキャンプとはことなり、仮設住宅と同じタイプの平屋の建物だった。
そして大船渡合庁へ。
沿岸広域振興局副局長や大船渡農林センター所長へご挨拶し、引き続き別室で事業概要の説明を受けることに。F氏は農地整備に関する業務を行われており、担当地域は大槌町から陸前高田市までとなっている。
農地整備とはいえ、いわゆる農地海岸も所管していることから、各地で防潮堤の整備も行われている。先日見た合足の防潮堤も、ここの所管だった。防潮堤だけに限って見れば、自分の管内よりもスピードが早いと思われる。

説明を聞き終え、一路陸前高田へと向かう。今回は小友を見学することになった。全体を俯瞰できる箱根山からの視察となった。
説明光景
箱根山からのパノラマ
以前見た時も、がれきで埋もれた農地が復旧していることに正直驚きを隠せなかった。まだこれで終わったわけではないが、岩手県職員の努力に敬意を表する。

引き続きタピック45を視察。
ここで岩手の方と別れ、引き続き気仙沼へと向かう。
昼食はあさひ鮨の定番、復興スペシャル
安波山を見学ののち、合庁へご案内する。所長、副所長、副所長(技術)、農林振興部長と懇談し、少し管内概要の説明をしてから現地へと向かう。

気仙沼市本吉町野々下→南三陸町名足の災害公営住宅→Nという施工予定箇所→防災対策庁舎→志津川中学校とご案内し、予定通りさんさん商店街に到着し、ここでお別れとなる。三重から訪問された方には、少しお疲れのご様子も見受けられたが、ここで見たことをまた三重で伝えてもらえれば幸いである。

T次長、T班長、N技師に迎えに来てもらい、先日応急対策を終えた現場の検査をしてから、小泉小学校へと向かう。
真新しい石碑
高台の校庭に建つ石碑
自分は直接的に関係ない業務だが、工程の都合から説明会に参加することに。以前から興味のあった箇所なので、その様子を知りたいこともあり。
土木事務所の所管する施設だが、その復旧方法など説明が行われた。ここでコメントすることは出来ないが、会の進行に違和感を覚えたことは確かである。
終了後、隅っこで膨張されていたI市議と少し立ち話をする。自分と同様の感覚を持たれていたようだった。帰庁したのは22時前だった。

ベースキャンプにて、熊野のM先輩から送っていただいたミカンを開梱する。プレミアムすぎるハウスミカンがたくさん入っていた。「量が少なくて...」と先輩は恐縮されたが、いえ、十分すぎるボリュームです!