N技師より若干早めに出発し、一旦ベースキャンプに戻ってから出勤する。
来客をお迎えに行くために出発を急いでいる中で、1階から意味不明な電話がかかってくる。もはや、彼らが行ったイレギュラーな行為への指摘に対する報復としか考えられない。もちろん、指摘は自分が行ったものではない。何なんだろう、この気持ち悪さ...
バタバタと処理を済ませて、一路志津川へと出発する。既に時間はギリギリ。道はまずまず順調で、仙台からのバス到着予定時間丁度に南三陸ホテル観洋に到着した。バスは若干遅れたようで、一息つく時間があった。
津からお越しになったS所長、防災時代の同僚Y専門主幹と合流し、志津川を案内する。余裕のあるスケジュールが組めたので、高野会館→志津川漁港→役場→防災対策庁舎→志津川中学校→さんさん商店街と案内する。
さんさん商店街の一角にある「復興まちづくり情報センター」を訪問する。八幡川左岸のグランドデザイン模型も展示されており、じっくり観察できる。また、志津川高校の生徒の作品である立体模型のクオリティは特筆ものだ。
やっぱり、きりこ |
立体感が半端ない |
登米沢には2棟の家が姿を見せる |
お二人が総務部で防災関連のヒアリングを行っている間、急ぎで済ませなければならない事務処理をダッシュで進める。A主事から打合せを希望されるが、申し訳ない...
ヒアリングが終わり、再び市内へとご案内する。南気仙沼を通り、内湾を抜けて安波山から鹿折へ。
列車の来ない鹿折唐桑駅 |
駅から街を見る |
台風が三重に接近していることもあり、防災で重責を担うお二人は逐次三重と連絡を取り合っていた。幸いにも、大きな被害をもたらすようなものではなさそうだ。
業務終了後、再び合流して「福よし」へと向かう。やはり気仙沼といえば海の幸。休みの日だと予約が入らないが、今日は平日なので、店内は適度な混雑だった。食べきれないくらいのボリューミーな料理が次から次へと...
メガ刺し盛り |
以前の店に置かれていて浸水した詩 |
今の労働環境のこと、自らのこと、被災地のこと、話が尽きることはなかった。いつのまにか閉店の時間になってしまった。お二人にはタクシーでお戻りいただき、自分は代行で戻った。