三陸道の石巻港ICで降り、石巻免許センターへ。宮城では仙台、大河原、大崎とここで4か所の免許センターが設置されている。三重では1か所。三重は近鉄の駅から徒歩圏内だが、宮城は4か所ともバスに乗り換えなければならない。どちらがいいのかは悩ましい限り。まあ、歩いて来るのは1回限りだろうし、三重も昔は高茶屋ってところにあったっけ...
建屋内は更新講習受講者でごった返しており、そちらが優先されるために少し待つことに。ここには老若男女が集っており、2リッターのコーラのペットボトルを抱えた方も見え、なんとなく楽しい。
受付してから1時間ほどたつと、写真撮影のために声がかかる。そして程なく受領。写真を見ると、いつの間にか老け顔になってしまった自分が...
クルマに乗り込むと、温度計が久々に40℃をマークしていた。今日は日差しが強く、梅雨が空けてしまったのではと勘違いしそうな陽気である。
石巻港に少し立ち寄る。港湾も復旧工事真っ只中だが、その傍らで穀物の荷役が行われていた。以前のような破壊されたままの建物などはなく、整備が進んでいるようだった。
一角に、国の石巻港湾合同庁舎が建っている。最近落成したばかりなので、新しさがにじみ出ている。
全景 |
外階段で屋上に避難可能 |
東日本大震災の浸水深以下には執務スペースなし |
中は木が使われている |
石巻市による津波避難ビル認定 |
向かいの県事務所は復旧されてそのまま再利用 |
門脇地区を抜ける。13年前に通った場所も、全く原型をとどめていない。
一軒の家が残っている |
門脇小学校 |
土地区画整理事業のイメージパース |
ど根性ひまわり |
映像を見ることが出来る端末 |
震災時からともり続ける灯 |
柱の頂点が浸水深、約7m |
復興するぞ! |
津波に耐えた建物 |
川沿いの浸水深 |
実はカーフェリー |
日和大橋をくぐる |
ターンテーブル内蔵 |
大海原へ 河口沿いは少し濁っていた |
田代島全景 |
ほとんど人影の見当たらない集落を抜け、細い山道を歩いていく。手元の案内地図ではやや不安になるが、構わずまっすぐ進むことに。
しばらくすると十字路に当たり、目的地の「猫神社」の表示を見かける。目と鼻の先に神社はあった。境内には二匹のネコが。
石切を行っていた時に、崩落した岩に当たって死んでしまったネコを祀っている小さな祠。この島のネコへの愛情を感じる。
微妙にピンボケ |
まさにネコ |
廃校にあるヘリポート |
海が垣間見える |
近づいてくるネコ |
毛づくろいするネコ |
たむろするネコ |
昼寝するネコ |
案内看板に沿って、マンガアイランドと呼ばれる施設に向かう。今日は生憎休館日だが、草を刈る人、ベンチでビールを飲む人など、別世界のような穏やかな空気が流れていた。
ぐわー、木柱にフォーカスがっ... |
微睡むネコ |
日本です |
やや古びてきたセンターハウス |
はっと目を覚ますと、草刈りをしていた方が近くで休まれていた。この施設の管理人さんで、昨年ご夫婦で移住されたとのことだった。震災でも島には人的被害がなかったこと、しかし家屋が流出し、人口も流出してしまったこと、休耕畑を復活、いずれは休耕田も復活させたいことなどなど、いくつかお話を伺う。しばらくして地元の方もやってこられ、はまられる。
あっという間に出航時間が近づいてきたので、退席させてもらう。これを逃すと、帰れなくなってしまう...
まさに島といった隘路を抜けて、仁斗田の中心部へ。
ちょっと南国っぽい |
防潮堤の手前には家があったようだ |
休業してしまった郵便局 |
島的景観 |
ネコ |
たむろするネコたち |
首輪がついているネコ |
開発センターの1階まで浸水していた |
越喜来の船 |
防波堤の向こう側 |
行きと同じマーメイド号 |
さらば、田代島 |
ドーナツを買って、行きと同じ道で気仙沼へと戻る。LINEで流れてきた情報を見ると、今日の七夕の準備は中止かな...と思い、まるきで夕食とする。しかし、注文してからスマホを見ると、準備をするとのこと。油断した...
潮見そば終了まであと3日 |
90年前の5年債の写真 今と変わらない |