いつもより少しだけ早く起床する。天候は薄曇り、雨の心配はなさそうだ。準備している時に地震が発生する。
ベースキャンプの駐車場で、K氏、佐賀から派遣のU氏と合流する。地震の話をしていたら、U氏はシャワーを浴びていて気が付かなかったとのこと。大物だ...
K氏のエコ車で出発する。コンビニ寄っていたらちょっと時間が経ってしまったが、なんとかなるだろう。比較的空いた284号線を川崎へ向かい、県道を通って若柳金成ICから東北道の鶴巣PAへ。
石巻のO氏、K技査、A技師、K技師と合流する。
引き続き東北道を南下し、村田JCTから山形道へ。時折小雨がぱらつくが、県境を越えると天候は回復した。
山形北ICで降り、山寺方面へ。K技査のクルマがスッとさくらんぼ農場に入り、それに続く。建屋の中では、女性がサクランボの箱詰めを行っている。収穫もそうだが、こんなに手間がかかっているのであれば、それなりの値段がするのも理解できる。ここからは農場の方に乗せてもらい、少し離れた場所へ。
先日の寒河江で、1年分のさくらんぼを食べたはずだったが、良しとしよう。より少し高めの料金だが、500円のお土産割引券も兼ねているので、ギャップは縮まった。
前回とは異なり、列ごとに味が大きく異なっている。向かって右側の列以外はあまり美味しくない。よって、ウロウロせずに一つの木に粘着する。時間制限はないとのことだったが、同じ種類の果物を大量に食べることは難しい。皆、満足したようだった。
隣接の売店で、割引券を使ってリンゴジュースを買い求める。
進路は山寺こと、立石寺に向かいつつ、昼食となる。サクランボでお腹いっぱいなのに、別腹なのか...滝不動そばという店で、板そばを食べることに。
食後、
前回訪問時に知った、近い割にリーズナブルな有料駐車場にクルマを移動させ、いよいよ山寺へ。
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本堂 |
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布袋さんをなでなでする |
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芭蕉さんと曽良 |
そして、いよいよ恐怖の奥ノ院へと歩みを進める。心の中ではもう二度と行かないと決めていたのだが...
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ゲートをくぐる |
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たぶん、山頂にたどり着くころには自分が消えている |
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あじさい |
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石に刻まれしもの |
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山門に到着 |
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竹田城以上にマチュピチュ |
そして、苦難の道を乗り越えて、頂上にたどり着いた。
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見覚えのある灯篭 |
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大仏殿と奥ノ院 |
以前も書いたかもしれないが、いつも同じことを祈っている。それは、決して神仏に拝まなくても、自らの努力で成し遂げられるものなのだが...
気温の低さが幸いして、過酷さは前回の半分程度になっている。
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郵便屋さん泣かせ |
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法力で投げ上げたと思われる祠 |
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ミニチュア的景観 |
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マチュピチュ的景観 |
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凄いスギ |
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アジサイが満開 |
若干足がガクガクするものの、無事に下山することが出来た。境内にある土産物店を物色する。ちょうど、山形のデザイナーの品が多数陳列されていた。
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山形の形をしたコースター |
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ねこた君父 |
そして、また食べ物を...いい香りに引かれて、力こんにゃくを食べる。「うちはほかの店と違って、スルメイカとカツオブシで煮てっから」と。
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確かに美味しい |
駐車場で解散となり、気仙沼組はK氏のリクエストにより天童ワインへ向かう。3人ともスマホを持っているにも関わらず、クルマにもナビが付いているにも関わらず、なぜか天童駅でタクシー運転手さんに道を尋ねることに。とても親切な方で、パンフレットまでいただいてしまった。今度は天童木工のバタフライスツールを買いに来よう。
やや密集した住宅街の一角に蔵がある。来客は我々のみのようで、そのまま中へと入る。試飲できることが売りなので、3人のうち誰かが犠牲者になる。じゃんけんをした結果、自分が敗者になる。
去年の芋煮会と言い、どうもついていない。
K氏はもっとガブガブ飲めると勘違いしていたようだ。結局、見ているだけで終わってしまった。
まだ少し明るいので、自分の運転により、下道で帰ることに。ところどころ流れが悪くなるものの、あとは至って順調だった。車内では、それぞれのパーソナリティが存分に発揮される。
結構な時間になったので、大崎に入ったころ、夕食の場所を探す。4号線沿いに見覚えのあるカレー専門店を見つけ、迷わず突入する。本当に久しぶりのココイチ。
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オクラ豆腐カレーのカムバックを期待する |
既に暗くなった道を北東へと向かう。緩やかな流れに乗って、無事にベースキャンプへと戻った。