2013年12月17日火曜日

#326 in the moonlight

雪は降らないものの、寒い朝を迎える。本格的な冬にはまだ遠いと思われるが、それでも三重のピーク時に近い寒さである。いつものように準備して、いつものように出勤する。

昨日に引き続き、〆切の迫った積算業務を行う。どうやって組み立てたらいいか頭を抱えながら、じわじわと完成に向かう。
また水漁のK主事を招いて、レクチャーをしてもらう。被災地の用地取得で課題となっている、登記の書き換えが行われていないケース。K主事はある現場の用地についてずっと追跡を行っている。江戸時代に生まれた人から追っている資料を見ると、100名くらいの相続人が...

積算しながら、なんとなくイライラしてくる。この仕事、自分に向いていないんじゃないかと思うことしばしば。人前で話をすることは全く苦にならないのだが。人には向き不向きがある。
非ライブカメラ
こちらも追加
午後もずっと作業を進める。残念ながら歩みは遅い。18時から戸倉で行われる説明会に向かう前に役場に寄りたかったので、S技術次長とともに15時に出発する。建設課でいろいろお願いをしたあと、企画課のN上席主幹の元に向かう。しかし、ベイサイドアリーナで打合せを行っている最中だった。まさにその打合せの内容について聞き取る。

既にあたりは真っ暗になっており、月が志津川湾を美しく照らしていた。立ち止まってゆっくり眺めたい気持ちを抑えて、先を急ぐ。しかし、どうしても写真を納めたくなる。
自然の家の職員の方に事業内容を説明し、地元説明会が始まる。前回よりも少し来場者が少ないように感じる。夕方の時間よりも、漁業者の多いこの地区は15時ごろが最善かもしれない。
道路、水漁の防潮堤の説明に続いて、自分の担当現場を説明する。地元との調整を行っているからか、質問はなかった。学会発表だと質問のない発表は評価が低い場合もあるが、この場合は良い結果と理解する。

帰庁後、終わらない仕事をこなすために残業。日が変わって帰宅するが、寒さが身に染みる。