皆、朝早起きである。自分も6時半に起床し、朝風呂を浴びることに。4階にある「天の湯」からは、雲一つない青空に岩手山が映えている。同じく入浴していた盛岡市森林組合のS氏が、「さっきから、黒い点が動いていて、たぶん熊かと...」岩手は本当に自然豊かである。
朝食を摂ってから、三々五々会場へ向かう。外は寒いかと思ったら、想像以上に暖かかった。
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外観 |
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紅葉が真っ盛り |
そして、昨日走った道を再びたどることに。途中小路に逸れると、そこはまさに紅葉のトンネルだった。
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5号機と記念撮影 |
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別アングルから |
しばらく走ると、昨日は気が付かなかった開拓記念公苑に立ち寄る。このあたりは戦後の食糧増産のために、開拓が行われた場所である。ちなみに、小岩井農場は1891年の創設。
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ひっそりとした公園 |
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紅葉MAX |
そして、心地よい道を走る。
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くつろぐ「べこ」 |
昨日と同じ会場入りする。
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目立て中 |
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グラップルで缶をつかむ |
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開会式 |
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チェーンソーのチェック |
そして、ミニJLCが始まる。参加者は20名、安全装備の装着は必須。Aコース、Bコースで2名ずつ競い合う。タイムの速い者から順位が付けられるが、伐倒時に足が動くこと、枝払いの残り枝の長さ、チェーンソー稼働時の移動方法、ブレーキの使用、合わせ切りの精度なども採点ポイントとなっており、基準に合致しないとペナルティが加算される。この仕組みはWLCに準拠している。
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伐倒 |
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枝払い |
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合わせ切り |
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杣遊会会長も参戦。御年64は最年長 |
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歌って踊れる県職員の菊池氏 |
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住田のY君スタート! |
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しかし、マシントラブルでリタイア... |
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ノギスで計測 |
唯一のバッテリーチェーンソーの参加者もいた前半戦は終了。インターバルでWLC出場者の、青森の前田氏のデモンストレーションが行われる。
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チェーンソーはとても安定しており、エンジン始動後も切り株上で静止 |
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スタートダッシュ! |
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伐倒 |
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速すぎる枝払い |
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キレイすぎる合わせ切り |
そして、グラップル競争が始まる。昨日の予選を通過した7名と、今日だけ参加の1名を加えた8名で順位が競われる。横倒しにされた丸太の「タンコロ」を、一つ立てることで1ポイント、2lのペットボトルを一つ立てることで3ポイント。制限時間2分で、より多く建てたものが勝利する。
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真剣な眼差しのY君 |
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I氏のグラップル捌き |
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こちらも真剣なI氏 |
結果、住田のY君が優勝、I氏が2位と、住田勢で1-2フィニッシュを決めることができた。
そして、ミニJLCの後半戦へ。
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I氏枝払いなう |
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I氏合わせ切りなう |
この競技も終了し、優勝は一関地方森林組合のI氏が勝ち取った。
その後、JLCに参加した工藤氏、武田氏によるデモンストレーション。本当は、お二人ともミニJLCに参加したかったようだが...
展示ブースの一角に、ドイツ製エンゲルバート・シュトラウスの林業用作業服を扱っているショップがある。垢抜けたデザインが良かったので、買い求めることにした。しかし、取り寄せとなってしまうので、しばらく時間が掛りそうだ。
そして、表彰式。結構立派な商品が手渡されていた。
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グラップルの表彰式 |
そしてジャンケン大会。お目当てのバイオライトは残念ながら陸前高田のKさんの手に渡ってしまった...
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これも商品 |
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記念撮影 |
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さすが岩手な、四駆のユニック |
会場の後片づけを終えて、I氏、Y君とまきば園のレストランでかなり遅めの昼食。
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プレミアムオムライスは味もプレミアム |
それぞれ別々に来ているので、帰りもそれぞれ別々に帰路につく。
宮守をすぎるころには既に真っ暗、気温も下がってきた。どこにもよらずにベースキャンプへと戻った。