2014年10月19日日曜日

#632 KESEN Explorer+ -makeup-

今日もまさに行楽日和といった、いい天気。出発するための準備を整えて、5号機で出発する。寒さ対策のため、かなりの厚着で出かけたが、予想以上に暖かく、裏目に出る。

45号線、340号線経由で住田へ。街に入ったところで、杣遊会のM氏に連絡をし、ひとまず杣遊会のアトリエで合流、必要資材を調達してから、隠しアトリエに向かう。杣遊会の活動は、住田の人々に本当に支えられているんだなと思う。

ブルーシートを剥がすと、MOTHERが現れる。2年前に開催された「MONSTERCUP」で製作された作品。
そして、豊穣も姿を現す。ホコリを落とし、水性の保護塗料を塗ることに。ペンキが服についても問題無いように、衣装替えをして…
M氏が豊穣を、自分がMOTHERの「メイクアップ」を行う。MOTHERは全長3m程度の巨大な作品かつ複雑な造形のため、若干しんどい体勢での作業となり次第に腕が疲れてくる。高々刷毛の重さだけなんだが...カーバーの技術だけでなく、体力にも驚きを隠せない。

しばらくして、26日に開通式が予定されている津付道路用の作品も届けられ、隠しアトリエは更ににぎやかになる。

休憩を挟んで、2時間程度で作業を終了する。塗装は作品のテイストを壊すことなく、作品の長寿命化を図るはずである。
MOTHER全身
美しいMOTHER
豊穣
丁度お昼になったことで、元ベースキャンプであるグリーンベル高勘にある味求(みわく)で昼食をごちそうになる。いつの間にこの名前が付いたのだろう...ありすポークと想定されるカツカレーは美味だった。

天候も素晴らしいので、このままツーリングへと出かけることに。398号線で種山を抜ける。紅葉も緩やかに進み、とても心地よい。水沢で少し迷ってから、平泉を経由して厳美渓へ。

先日似顔絵を書いてもらった道の駅で休憩し、ガソリンスタンドを探し求めて周辺を探索するも発見できず、とりあえず山方面へ走る。10㎞ほど走っても、一向に見当たらない。路傍にあった施設で尋ねてみると、一関ICより東にしかないとのこと。うわぁ、10㎞戻らなければ...

無駄に20㎞往復し、栗駒山方面へ疾走する。日がだんだん傾いてきたが、ふもとからグラデーションのように紅葉する山道を抜け、いわかがみ平へ。以前は雪の壁、今は紅葉の壁。
とりあえず記念撮影
高みからの眺め
上からの紅葉もまた良い
寒いので撤収する。高いところは既に紅葉が終わっているが、今は中腹よりやや上が見ごろ。そして下りながら撮影に勤しむ。
無名滝
行者滝
辺りは暗くなってきた。一関経由で気仙沼へと戻った。夕食はエスポワールへ。日曜限定のオムライスを食べ、ベースキャンプへと戻った。