昨日にもまして、職場が閑散としていた。出勤しているメンバーのうち、S総括以外は全員独身者というところが痛い。まあ、独身でなければ、帰省など、この時期はなにかしらの行事が組み込まれているはず。「お盆には帰らないのですか?」と会う人会う人に尋ねられるが、月末に帰県の予定があるので...
昨日、三重高校が延長サヨナラで勝利をあげ、2009年以来久々に三重県勢が夏の甲子園で初戦を突破した。こちらも何人かからお祝いの言葉を掛けられた。
連日の作業も追い込みに入ってきた。大枠は出来上がっているのだが、細部の仕上げにやたら時間がかかってしまう。しかし、ここで焦ってしまうと無限ループに陥って、更に無駄な時間が費やされる。
S総括から、派遣職員にかかる宮城県の考え方に関するメモを渡された。今まで気になっていたことを、改めて文字として理解する。
震災から3年と5か月。最初に大船渡へ派遣された時と今では、気持ちも大きく変わっている。時には初心を忘れてしまう時もある。被災地のことをずっと想ってはいたいのだが...
隣接する工事現場も、いつもの弁当屋さんんも今日は休業となっている。やむなく売店でカップヌードルとパンを買い求める。
午後も作業を進める。県庁からの電話以外ほとんど鳴らず、来客もない。内業が進む環境が整っていた。そして職場には穏やかな空気が漂っていた。
キリのいいところまで進めようと、少し残って作業をする。
業務終了後、中華そばまるきへ。既に外は寒くなっており、上着がないと厳しいくらいの気温になっていた。
冷たいチリトマト麺は、悔しいがおいしい! |
閉店近くでお客さんも少なかったので、いろいろと話をする。お盆になると夜は寒くなるとか、震災前の百貨店への出店のこと、震災前のこと、震災で失われたもののことなど...
話は尽きなかったが、20時を回っていたので店を後にする。外は涼しいを通り越して、やや寒い。このまま、あの暑かった日々は過去のものになってしまうのだろうか。