そろそろ出発の時間が迫ってきたので、少しましな服に着替えて、小雨の中を最寄駅まで向かう。
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なついてきたネコ |
三重県の林業関係職員退職者送別の集いが開催される隣接のホテルに向かう。開始まで15分ほどあったが、ロビーは知った顔で溢れていた。やがて時間となり、会場入り。
今回から会場が変更になった。三重が推しているジビエ料理がふるまわれるということでこの会場が選ばれた。100名を超える参加者の元、主催者側の挨拶に続き、退職されるお三方のプロフィール紹介、そして三重の上司であるI課長、最初に入庁した時の上司であるI検査監、そしてS松阪森林保全1課長の挨拶が行われる。I検査監からは、「今日のために、遠くは宮城から水上さんが...」と仰っていただき、本当にうれしかった。
今回はやや撮影に徹することに。とは言いつつも、乾杯ののち、食料を調達することに。そんな中、大学の先輩であり、尾鷲での職場の先輩であるH氏と話をする。今は林業と少し離れた所属にいるが、地域、とくに過疎の集落を盛り上げようと頑張っている。
話の中で、対話の重要性になった。集落に入り込み、いかに盛り上げていくか、そういったコーディネート役をH氏は担っている。被災地の復興に対話は欠かせないと痛感している中、形は異なるにせよ、三重でも対話の重要性を理解してくれている人がいるのは本当にうれしい。
そして、M先輩と話をする。平成16年の豪雨災害の際に、宮川村に派遣されていた実績を持つM先輩は、自分の報告会に必ず足を運んでくださっている。「前半の話はどうでもよくて、後半が面白いんさ(笑)」と。報告会も前半は業務中心、後半はざっくばらんな話をしているから…
派遣職員として求められているか、そうでないかで様相は大きく変わるという話になる。宮川村では町職員が不足する部分を県職員がフォローするという動きがなされた。望まれて、派遣先に受け入れられたM氏はとても充実した1年を過ごされたようだ。うーん、うらやましい...
熊野の時の上司、H林業研究所長から満面の笑みで声を掛けられる。「水上を是が非でも東北に行かせたい。」と仰ってくれた上司の期待に応えられたのだろうか。自分の中ではそうであったと思っておこう。
その後も何人かと話をすると、いつの間にか終了時間になっていた。お決まりの記念撮影、そしてゲート...
散会後、同い年で治山林道課のM氏と話をする。同い年の職員は5名いるが、果たして自分たちのころにこういった会が催されるのか、はたまた脱落者は出るのだろうか...
また、今回の退職者で三重の上司のI課長から声を掛けられる。昨日の報告会で自分がしつこく言った「対話」という言葉。I課長の豊富な経験から、対話の重要性を改めて教えていただく。同じ所属とはいえ、一緒に仕事をすることはなかった。そのことが唯一の心残り。
引き続き、有志で2次会となる。店では偶然にも復興応援として蒼天伝がラインナップされていた。
気仙沼から遠く離れた津の街で、皆が喜んで蒼天伝を飲んでくれる。その不思議なシチュエーションに、少しうれしくなる。
終電の時間も近づいたので、北向きのメンバーで帰路につく。車内では家族についてたわいない話で盛り上がった。
実家最寄り駅に、昨日偶然であったKに迎えに来てもらった。近くのコーヒーショップで、Tも合流し、高校の同級生3人で近況報告となる。しかしこの店はすぐに閉店となってしまったので、ファミリーレストランに河岸を変える。自分は何も土産を用意していなかったのに、二人から逆にいただいてしまい、恐縮だった。
話が尽きることはなかったが、時間も時間なので散会することに。Tに実家まで送ってもらう。四日市の街を走っていると、あぁ、自分の街だな...とふと思った。